10秒でわかる本書の内容 (超要約)
戦後の日本は共通の豊かさを求めて働いてきた。そして、おおよそ豊かになったことで「理想とする目標」が無くなってしまった。
さらに、かつて会社は終身雇用が当たり前の時代だったが、今ではそれが揺らいでいる。
今は、個人が「それぞれの幸せとは何か?」を考える時代になった。
「与えられる幸せ」から、「自分でつかむ幸せ」へとシフトしなくてはいけない。
時代は成果主義の価値観から変化している。
これからの働き方は「やりがい」や「楽しさ」が大きな基準になる。
外からの期待に応えるのではなく、自分の心の内から湧き出る動機や意欲を大切にすること。
そして楽しい事を追求して生きていくことが大事。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 世の中はものすごいスピードで変化している。価値観もどんどん変わってきている。
- 戦後、アメリカの豊かな暮らしに憧れて頑張手きた日本人は、すでにそれらを手に入れた。そのため、現代の若者は昔のような幸せ像の目標は持っていない。
- 終身雇用が崩壊し、大手企業が一生自分を守ってくれるという安心は無くなった。
- 現代は「与えられた仕事をこなしていれば幸せを保証してくれる昔」と違って、個々の幸せを考え、自分で掴み取りに行かないといけない。
- 近年は「近代西洋思想」の影響を強く受けて文明が発展してきた。しかし、最近では東洋思想が見直され始めた。
- 東洋思想とは「儒教」「仏教」「道教」「禅仏教」「神道」の5つ。
- 自分の心の中に感心を向けること。
- 近代の西洋思想は科学や数字が重視され、生産性が高い人ほど価値が高いとされる。
- これからは成果主義が淘汰される。
- これからの人は、ひたすら生産性を上げて価値のある人間になろうと努力するより、「楽しさ」「やりがい」「意欲」で動くようになる。
- 「老子哲学」は、『物事に囚われることなく、無私無欲の自由というものが大切。「道(タオ)」』と説いている。
- 成果主義が苦しさを増大させる。
- 老子いわく『世間の価値観に囚われることなく、世間的な成功に執着することなく、自分の好きな事だけを追求しなさい。天下を背負ってた立とう。会社を背負って立とうなど考えなくていい。』
- 自分の好きなことを追求すれば楽しく生きていける。
著者について
田口佳史(たぐちよしふみ)
1942年東京生まれ。東洋思想研究者。日本大学芸術学部卒業後、日本映画社入社。新進の記録映画監督として活躍中、25歳の時、タイ国で重傷を負い、生死の境で、「老子」と出会う。以後、中国古典思想研究に従事。72年、株式会社イメージプラン創業、代表取締役を務める。東洋リーダーシップ論を核に置き、2000社にわたる企業変革指導を行う。企業、官公庁、地方自治体、教育機関など全国各地で講演活動を続け、1万名を超える社会人教育の実績を持つ。東洋思想をベースとした仕事論、生き方論の第一人者である。 主な著書にベストセラー『超訳 孫子の兵法』『超訳 論語』『超訳 老子の言葉』(以上、三笠書房)、『リーダーに大切な「自分の軸」をつくる言葉』(かんき出版)等がある。
Amazonより引用
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