10秒でわかる本書の内容 (超要約)
老化は病気と同じ。
老化防止には「適度なストレス」と「食べる量と回数を減らす」のが効果的。
適度なストレスをかけるには運動がお勧め。また寒さや暑さに体をさらして負荷をかけるのも良い。
食事は30%のカロリー制限と、1日16時間は何も食べない空腹時間を作るのが良い。
お肉などの動物性タンパク質ではなく、植物性タンパク質を摂取すること。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 老化はあたり前のものではなく、病気。
- 病気とは「体が衰える」「生活の質が下がる」「病的な異常が見られる」こと。老化もこの条件に当てはまる。
- 人々は、すべての人が老化するため老化を病気とは考えない。
- 細胞は新しい細胞と入れ変わっている(ターンオーバー)。
- 昔はDNAが複製を繰り返す段階で細胞が傷ついたり、エラーを起こして老化を起こすと考えられていた。
- 現代の研究では、「エピゲノム」という細胞を修理する物質の働きで、細胞が複製を繰り返しても元の細胞と同じようにコピーできることがわかった。
- エピゲノムは「細胞の修理」のほかに、「どんなタンパク質を作るのか決める」という働きもある。
- エピゲノムは傷ついた細胞の修理にエネルギーを取られると、たんぱく質の合成がうまくできなくなり、それが老化となる。
- 老化防止には「適度なストレス」と「食べる量と回数を減らす」のが効果的。
- 適度なストレスによりDNAの修復プログラムが活性する(ホルミシス)。適度な運動がお勧め。
- 熱さや寒さに体をさらすのも良い。寒い中でのジョギングやサウナなど。
- 30%の「カロリー制限」や、1日のうちに16時間は何も食べない「断食」をする。
- アミノ酸(タンパク質)を制限する。特にお肉。鶏肉や魚もNG。動物性タンパク質は栄養が多すぎてエネルギーを消費してしまう。植物性タンパク質は摂取効率が悪いからエネルギーを多く使わなくても良い。
著者について
デビッド・A・シンクレア
世界的に有名な科学者、起業家。老化の原因と若返りの方法に関する研究で知られる。とくに、サーチュイン遺伝子、レスベラトロール、NADの前駆体など、老化を遅らせる遺伝子や低分子の研究で注目を浴びている。ハーバード大学医学大学院で、遺伝学の教授として終身在職権を得ており、同大学院のブラヴァトニク研究所に所属している。ほかにも、ハーバード大学ポール・F・グレン老化生物学研究センターの共同所長、ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア・シドニー)の兼任教授および老化研究室責任者、ならびにシドニー大学名誉教授を務める。これまでに170本あまりの科学論文を発表し、50件あまりの特許を共同発明。老化、ワクチン、糖尿病、生殖能力、がん、生物兵器防衛などの分野で、14社のバイオテクノロジー企業を共同創業している。国防関係機関やNASAとも共同研究を行なうほか、これまでに35の賞や栄誉を授与されている。『タイム』誌による「世界で最も影響力のある100人」の1人に選出され(2014年)、「医療におけるトップ50人」の1人にも選出されている(2018年)。
Amazonより引用
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