10秒でわかる本書の内容 (超要約)
客観的な視点で自分を眺め、過去の体験や、それによって培われた価値観を眺め、これから起こりそうな事を眺めること。
頭の中の会話も停止すること。
相手の話しを聞く時は、心を空にして価値判断をしないこと。「聞く」よりも「聴く」というイメージ。
価値判断をすると脳が披露し怒りを生む。誰もが自分なりの考えや価値観がある。
自分の価値観で判断せず、そのまま素直に聴き、相手の視点で物事を眺めてみること。
挫折を味わった時は、新しい価値観を受け入れるチャンス。
自分の弱さを知る事で、世界が広がる。
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本要約チャンネル【毎日19時更新】★★★★★
1分でわかる本書の内容 (要約)
- 現代はあらゆる情報を処理しないといけない「マルチタスキング文化」。ストレスで疲れきっている。
- 「マインドフルネス」とは、「今ここに存在している自分に気づくこと」や「今ここに集中すること」など、”今”に意識を向けること。
- 過去や未来に意識を向けるのではなく、今の現実をあるがままに受け入れること。
- マインドフルネスを考えるABCとは、「Awareness(気付き)」「Being(存在すること)」「Clarity(明瞭さ)」。
- 「Awareness(気付き)」とは、自分が考えていることなど、自分を知ること。
- 「Being(存在すること)」とは、過去の体験の記憶や今持っている価値観に対して、正しい・間違っているの判断したり、何かをしなければいけないという思いを止め、そのままの見つめる。
- 「Clarity(明瞭さ)」とは、自分の身に起こりつつあることに注意を向け、はっきりと眺めること。
- マインドフルネスを行う時は沈黙すること。それは頭の中も同じ。
- 相手の話しを聞くときは、「価値判断」を挟まないこと。相手は相手なりの考えや価値観があり、相手の立場で物事を眺めてみること。
- アクティブリスニングを実践すること。※
- パッシブリスニングも効果的。やり方は、5分間相手の話しをさえぎらずに聴く。
- 「弱さの体験」をすることで、自分の価値観を捨てて、相手の価値観で物事を観ることができる。
- 失敗した時は、新しい価値観を構築するチャンス。弱さを感じた体験を誰かに語る事も大事。
- マインドフルネスな日常を送るために必要な「7つの知能」を知ること ※
<アクティブリスニング>
●物語を理解するために聴く
●全ての感覚を使って聴く
●心で聴く
●聴いていることを知らせる
●耳にしたことを相手にそのまま返す
●もっと話すように促す
●価値判断をさし挟まない
●好奇心を抑える
●思いを共有する
<マインドフルネスな日常を送るために必要な7つの知能>
●弱さ
●聴く力
●受容
●感謝
●責任
●本当の自分
●絆
●繋がり
著者について
スティーヴン・マーフィ重松
日本生まれ、米国で育つ。スタンフォード大学のウエルネス教育の心理学者。ハーバード大学で臨床心理学の博士号取得。東京大学留学生センター・同大学大学院教育学研究科助教授、スタンフォード大学医学部特任教授、教育学部客員教授を歴任。
マインドフルネスやEQの概念をベースに、生きる力、グローバルスキルを高める専門家として、教育、医療分野で国際的に活躍している。著書に、『When Half is Whole』 (Stanford University Press)、『Multicultural Encounters』(Teachers College Press)、 『多文化間カウンセリングの物語(ナラティブ)」(東京大学出版会)、『アメラジアンの子供たち──知られざるマイノリティ問題』( 集英社新書)などがある。
Amazonより引用
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