10秒でわかる本書の内容 (超要約)
腸内環境を整えることで、「肥満」「アレルギー」「心の病」という現代病を予防できる。
腸内環境を整えるには、「食物繊維」を摂取することが重要。またできるだけ加工されていない自然な食事を心がけること。
少しの腸内環境の乱れなら、プロバイオティクスで改善が期待できる。
ただし、どの種類の細菌が効果的なのかはまだ研究段階なので、最新の研究結果をチェックすること。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 人間の細胞1個つにつき、微生物の細胞が9個乗っている。自分の体は微生物のものでもある。
- 微生物は腸内だけで100兆個も存在する。種類は約4,000種類。
- 従来、小腸は栄養を吸収し大腸は水分を吸収して食べかすを固形にする器官だと言われてきた。しかし近年では、大腸は微生物の力を使ってビタミンを合成・吸収していることが判明した。
- 曾祖父の時代には、「肥満」「アレルギー」「心の病」は少なかった。その頃の食事がカギになる。
- 「腸内細菌叢」は4日で大きく変化する。腸内細菌が変化することで、様々な栄養源を摂取することが可能。
- 脂肪を多く摂っても必ずしも太るわけではない。
- 「脂肪」「糖」「カロリー」だけでなく、「食物繊維」の摂取量が肥満に大きく影響する。痩せたければ、食物繊維を食べること。
- 加工し過ぎていない自然な食事を摂る事。
- 抗生物質を飲むとゲリになってしまう場合がある。それにはプロバイオティクスの摂取が有効。
- プロバイオティクスには「皮膚炎」や「花粉症」の軽減。「アレルギー」の改善。「体重の軽減」。「気分の向上」などの効果がある。
- プロバイオティクスは「本格的な自己免疫疾患」や「心の病気」には効果が無い。壊れてしまった組織を修復する能力は無い。
- プロバイオティクス製品を選ぶ際は、多様な細菌が入っていることや、入っている量が多いことが大事。
- プロバイオティクスの商品の多くは「ラクトバチルス属」と呼ばれる細菌。ただしこの細菌は、もともと人の腸内にいなかったもの。どの種類が良いのかは、まだ研究段階。
■水溶性食物繊維を摂るなら、「ごぼう茶」がお勧め。
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著者について
アランナ・コリン
イギリスのサイエンスライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で進化生物学の博士号を取得。『サンデー・タイムズ・マガジン』誌などに寄稿している。TV・ラジオ番組にも多数出演。Amazonより引用
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