10秒でわかる本書の内容 (超要約)
死ぬ時に後悔しそうな事を1つ1つ達成していくのも良いが、無限に沸いてくるため無くならない。我々は毎日「食事」「睡眠」「色事」を繰り返しているだけ。後悔する事と言えば『欲に対する未練』だが、もう何一つ目新しい事は無い。
何かを始める時には、「辞める」という選択肢を持つこと。ただし、辞め癖がある人は、「長期的な苦しみ」である場合にだけ辞めるという基準を持つこと。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 生きる事への愛着は、年齢とともに減らしていくこと。
- 死んだあとは、生まれる前と同じである。
- もしも、死後の世界に苦しみがあるのであれば、我々がこの世の光の中に現れる前も同じ苦しみが存在していたはずだ。しかし、産まれる前には我々は何の苦しみも感じていなかった。
- 「死は生きている後だけにやってくるもの」と考える事自体が間違っているのだ。この世に存在しなくなった後と、存在し始める前の状態にはたして違いはあるのだろうか?どちらも「君が存在していない」ということに何も変わりはないのではないだろうか?
- 死は既に知っていること。経験済みのこと。
- 死後世界が恐ろしいと説く話しは全ておとぎ話し。
- 死ぬ直前の後悔は人それぞれ。後悔しそうな事を一つ一つ達成していくのも良いが、後悔しそうな事は次々に沸いてくる。
- 死ぬ時に後悔しない方法は、「きょう死んでも満足と思える毎日を過ごす」こと。
- 人生は長さではなく、質で評価すること。長生きをする努力をするのではなく、満足できる生き方をすること。
- 人は、今まで「食事」「睡眠」「色事」を繰り返している。それ以外何もない。
- 死ぬ時に後悔することは、とくに目新しい何かに対してではなく、既に知っていること。
- 死ぬのが怖いのは、人を助けたかったからでも、友人に会いたかったわけでもない。欲に未練を感じているから。
- 人は、欲にまみれた生活をしているため、やり残した事は何一つ無い。
- 夢半ばで死んでしまった人は、立派に「死」という義務を果たした。
- 絶対に達成しなければいけない夢は最初から無い。だから、途中で投げ出したわけではない。
- 明日の保証は何もない。毎日頑張っている自分を肯定する。
- 苦しみを言い訳にして死ぬ者は、気概の無い臆病者である。しかし、ただ苦しむために生きる者は、単なる愚か者である。
- 何をするにしても、「いつでも辞められる」という選択肢を持つこと。
- 逆にちょっとした事で辞めてしまう「辞め癖」がある人は、辞める判断基準として「その苦しさは短期的な物か?」「永続的な物か?」と問い、永続的な物であれば辞める。、
著者について
セネカ(Seneca)
ルキウス・アンナエウス・セネカ(Lucius Annaeus Seneca)。
紀元前4年頃(紀元前1年とも)~紀元 65 年。古代ローマのストア派の哲学者。
父親の大セネカ(ルキウス・アンナエウス・セネカ)と区別するため、小セネカ(Seneca the Younger)とも呼ばれる。
ローマ帝国の属州ヒスパニア・バエティカ属州の州都コルドバで生まれ、カリグラ帝時代に財務官として活躍する。
クラウディウス帝時代に入り、一度はコルシカ島に追放されるも、復帰を果たし、後の皇帝ネロの幼少期の教育係および在位期の政治的補佐をつとめる。
やがて制御を失って自殺を命じることとなるネロとの関係、また、カリグラ帝の恐怖の治世といった経験を通じて、数々の悲劇や著作を記した。
本書はそのなかでも「死」との向き合い方について説いた8つの作品がもとになっている。
Amazonより引用
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