10秒でわかる本書の内容 (超要約)
脳の「島皮質」を活性化すると、豊かで幸せになれる。
「島皮質」を活性化させる方法は、「Awe体験」「ポジティブ」「利他行動」の3つ。
「Awe体験」は、大自然に触れることで「自分は何てちっぽけなんだ」と感じる事。すると幸せを感じ、他人のために何かをしようとポジティブな気持ちになれる。
ポジティブな気持ちになると、脳が活性化してパフォーマンスが上がる。
さらに「見返りを求めない利他行動」をすることで幸せを感じ、周りからの評価も高くなる。
「Awe体験」をすると「未来の価値」を実感でき、目先の快楽や欲望に惑わされず、長期の目標に目を向けられる。さらに「ポジティブ」でいることで、目標を達成するエネルギーが沸いてくる。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 人は脳を磨くことで、豊で幸せに暮らすことができる。
- 脳を磨くと「仲間」「家族」「健康」「働きがい」「生きがい」「誇り」などを手に入れられる。
- 特定の脳の使い方をすることで脳を磨くことができる。
- 脳の「島皮質」を鍛えることで、人生を豊かで幸せに暮らせるようになる。
- 島皮質を簡単に鍛える方法は、「Awe体験」がお勧め。
- 「Awe体験」とは、大自然に触れることで「何て自分はちっぽけな存在なんだ」と感じること。
- 「Awe体験」をすると、幸福感が上がり前向きになり、世の中や他社のためになることをしようという気持ちになる。自分の人生の目的や志が見えてくることもある。
- 「Awe体験」をすると、エゴが少なくなり謙虚な気持ちになる。
- 「Awe体験」をすると、「未来の時間感覚」を持てるようになる。つまり、未来を単なる時間経過した先にあるものと捉えるのではなく、今と同じような感覚で捉えられる。そうなると長期的な目標に焦点を当てることができ、目先の誘惑に惑わされなくなる。
- 「Awe体験」をすると、寿命が延びる。体が慢性的に炎症を起こしている時「インターロイキン6」という物質が体内で作られるが、「Awe体験」をすることで、この物質の濃度が下がる。
- 「Awe体験」は画面で見る映像でも効果が得られる。
- 利他の心を持つことでエゴが弱まり、バランス良く物事を考えられるようになる。
- 見返りを期待しないで純粋に行う「利他の行動」が大事。
- 共感にもとづく利他の行動を行うと、脳内では「前帯状回」「島皮質」「線条体」が活発に活動する。つまり、見返りを求めない利他行動をするだけで幸せな気分になれる。
- 他人に何かをしてもらう事でも幸福感を感じるが「プレッシャー」や「ストレス」でその幸福感は打ち消されてしまう。
- 前向きになると視野が広がり気づきが高まる。自然に前向きになるコツは「過去の成功体験を思い出す」こと。
- 他人にポジティブな声掛けをすると、相手の脳は活性化する。逆にネガティブな声掛けをすると、脳にブレーキがかかり後ろ向きになってしまう。
- 未来に向かうエネルギーを起こすには、些細なことでもいいからポジティブなことに意識を向けること。例えば、できたことや、既にできていること等。
著者について
岩崎一郎(いわさき・いちろう)
脳科学者・医学博士。京都大学卒。京都大学大学院修士課程修了後、米国・ウィスコンシン大学大学院で医学博士号(Ph.D.)取得。旧通産省の主任研究官、米国・ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。直接的に、世の中のため、人のためになるような研究・活動をしたいと志すようになり、日本に帰国後は、脳科学を活用し、普通の知性の人たちが天才知性を超えるパフォーマンスを発揮できる組織づくりの企業研修を提供する会社「国際コミュニケーション・トレーニング株式会社」を創業。現在までに200社以上で企業研修を行う。経営やリーダーシップを最新の脳科学で裏づけることの第一人者。著書に、『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』『なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか?』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。
Amazonより引用
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