10秒でわかる本書の内容 (超要約)
私たちの平均寿命はどんどん伸びていて100歳が当たり前の時代がくる。
そうなるとただ長生きするだけじゃなく、健康に長生きをする事が大事だ。
当たり前のことだが「笑顔で幸せに暮らすこと」で寿命は延びる。
食事で言えば、「ビタミンD」「全粒穀物」「食物繊維」を摂取すること。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 最近の高齢者は若く見える。最近の調査から実際に5~10歳若返っている。
- 健康寿命を延ばすことで、歳を取っても元気に生活できる「100年ライフ」が大切。
- 運動をする事と、ビタミンなどサプリを摂ること。
- 2019年年の平均寿命は、男性81歳・女性は87歳。
- 「LIFE SHIFT」という書籍には、2007年に生まれたアメリカ、カナダ、イタリア、フランスで生まれた子供の50%は、少なくとも104歳まで生きる。日本の子供は107歳まで生きる見通しだと書かれている。
- この25年間で、男性は10歳、女性は20歳ほど若返っている。
- 自ら働きかけることによって、老化は制御・コントロールできる可能性がある。
- 老化に対する遺伝子の寄与率は推定25%。残りに75%は後天的な生活要因。
- 健康で長生きするためには、「笑顔で幸せに暮らすこと」。笑う事が糖尿病の予防にもなる。
- 不安や恐怖、悲ししみといったネガティブな感情は血糖値を上昇させる。
- 「ビタミンD」を摂取すること。感染症やがん、糖尿病などのリスクを減らす効果が期待できる。また骨の形成や全身の細胞の働きを調整している。免疫機能の維持にも一役かっている。
- 「ビタミンD」は日本人の8割が不足している。
- 「ビタミンD」は日本人の国民病である「2型糖尿病」の発症リスクを抑える働きもある。
- 「ビタミンD」は魚を食る事で摂取したり、日光浴により体内で生成することができる。サプリメントで摂取する場合は、目安として「1日400~1,000IU」。
- 「全粒穀物」を摂取する。食物繊維をたくさん摂れる。
- 糖質を摂りすぎると、糖化という現象が起こり、肥満や老化の原因となる。
- 血糖値の急上昇を抑えるためには、水溶性食物繊維を多く含む野菜や納豆、海藻と一緒に摂取すること。
- 健康寿命を縮める因子の第1位は「食物繊維不足」。
- 食物繊維は水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」の2つがある。
- 「不溶性食物繊維」には、小麦・玄米・野菜などがあり、お通じが良くなって腸を綺麗にする。
- 「不溶性食物繊維」には、大麦・オーツ麦・ライ麦に含まれる「β-グルカン」などがあり、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えたり、腸内発酵を促進する働きがある。
- 腸内発酵が促進すると、様々な疾患に対する抵抗が強くなり、体内の炎症抑制やストレス緩和、睡眠の質が向上する。
- 水溶性食物繊維である「β-グルカン」を多く含む食物は「大麦」。大麦の約半分が水溶性食物繊維でできている。※
- 日本人の人口に対する肥満症患者の割合はわずか4.3%。アメリカは36.2%。ヨーロッパは20%。
- BMIが14~18%の「やせている人」たちの死亡率は、BMIが30以上の「肥満の人」よりも高かった。
- 長寿遺伝子「NAD」を合成するためには脂肪組織(NAMPT)が欠かせない。
著者について
樂木 宏実(らくぎ・ひろみ)
大阪大学大学院医学系研究科内科学講座(老年・総合内科学)教授。1984年、大阪大学医学部卒業。米国ハーバード大学ブリガム・アンド・ウイミンズ病院内科、米国スタンフォード大学心臓血管内科研究員、大阪大学大学院医学系研究科助教授などを経て、2007年より現職。老年医学、高血圧学を専門に研究し、「元気な高齢社会」への展開を目指す。日本老年医学会前理事長、日本高血圧学会理事長。
Amazonより引用
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