10秒でわかる本書の内容 (超要約)
- 人が集まって集団を作ると「内集団」に対して仲間意識を持ち、反対に「他の集団」に対して敵意を持つ。また、内集団に異分子がいると排除しようとする。
- 人は意見を押し付けられると、例えどんなに正しくても反発したくなる。
- 人は恐怖や不安を感じると、「大丈夫でしょ」とリスクを過少評価する。
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1分でわかる本書の内容 (要約)
- 夢に向かって頑張っている人は「意識高い系」と揶揄されることがある。
- 人は自分が属している集団(内集団)には好意的な態度をとり、他の集団(外集団)には反対の態度をとる。
- 内集団=自分。外集団=他人とみなし、外集団を敬遠する傾向がある。敬遠された外集団は内集団に対して攻撃したくなる。
- 内集団は外集団を排除する傾向にあるだけではなく、内集団の中で異論を唱える人も排除する傾向にある。
- 人には「自分もこう考えるのだから、内集団も同じように考えるはずだ」という「偽の合意形成効果」が働く。
- 人には「自分の集団こそが正しい。自分の行っている行動こそが正しい」と思い込む癖がある事を知り、客観的に考えてみること。
- 大人は正しい論理で考えることが苦手。理由は「ナイーブ・シニシズム」という「自分より相手の方が自己中心的」だと考える心理が働くから。
- 人は、選択する自由が奪われ他人から強制されると、例え良い提案であっても反発してしまう「心理的リアクタンス」という心理がある。
- 他人に何かを強制すると、心理的リアクタンスが働いて逆の決断をしてしまう事もある。
- 人は「まだ大丈夫」と、リスクを過小評価する「正常性バイアス」がある。これは不安から逃れたいために起こる心理現象。
- 不安な時ほど「正常性バイアス」により、自分にとって都合の良い結論に飛びついてしまうことがある。
著者について
松本健太郎(まつもと・けんたろう)
1984年生まれ。データサイエンティスト。
龍谷大学法学部卒業後、データサイエンスの重要性を痛感し、多摩大学大学院で統計学・データサイエンスを〝学び直し〟。デジタルマーケティングや消費者インサイトの分析業務を中心にさまざまなデータ分析を担当するほか、日経ビジネスオンライン、ITmedia、週刊東洋経済など各種媒体にAI・データサイエンス・マーケティングに関する記事を執筆、テレビ番組の企画出演も多数。SNSを通じた情報発信には定評があり、noteで活躍しているオピニオンリーダーの知見をシェアする「日経COMEMO」メンバーとしても活躍中。 著書に『誤解だらけの人工知能』『なぜ「つい買ってしまう」のか』(光文社新書) 『データサイエンス「超」入門』(毎日新聞出版)『グラフをつくる前に読む本』(技術評論社)など多数。
Amazonより引用
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