バイオハック 肉体・精神・頭脳のパフォーマンスを最適化する技術45

日本人の7割は何らかの体調不良を抱えている。電子機器の発達や生活習慣の乱れなどにより体にストレスがかかっている。
テロメアという染色体が病気のリスクや寿命に深く関わっており、テロメアに良い生活習慣を実践する事が大事。

ポイントは「デジタルデトックス」「ヨガや柔軟体操」「アーシング」の3つ。
夜寝る前は電子機器に触れない。特にブルーライトを浴びないようにする。お風呂から出たらヨガや柔軟体操をする。大地に裸足で立つ。

• 体を構成する37兆個の細胞を元気にすることが大事。
• 細胞には染色体があり、染色体の末端にあるテロメアの健全度が病気のなりやすさや寿命に大きく関わっている。
• テロメアの端にあるGテールの長さで遺伝子疲労度がわかる。テロメアやGテールの長さが短くならないようにすることが大事。
• テロメアの大敵は３つ。「インスリン抵抗性」「酸化ストレス」「炎症」。
• 食べる事によって血糖値が上がると、インスリンが分泌される。大量にインスリンが分泌される状態が続くと、しだいにインスリンが効かなくなってしまう。
• インスリンが効かないと、血中に糖が大量に漂う状態になる。それが有害物質AGEsとなって細胞が機能不全になる。
• 甘いジュースを飲む人ほどテロメアの長さが短くなりやすい。ジュース600mlを毎日飲むと4.6年老化する。
• 現代は活性酸素が発生しやすい環境にある。処理しきれなかった活性酸素がテロメアを短縮させる。
• テロメアが短縮すると全身に炎症が起きるトリガーとなる。
• 血糖値が急激に上昇すると「サイトカイン」という炎症物質が分泌される。血糖値の急上昇を防ぐ事が大事。
• 白砂糖や白炭水化物を避ける。無農薬の残留粉パンや玄米に変える。
• 積極的に取るのは、野菜や果物、海藻、ナッツ類。ビタミンやミネラル、抗酸化物質のフェトケミカルが含まれており、酸化から身を守る。
• オメガ３系脂肪酸は、炎症を抑える。アマニ油やエゴマ油、青魚に含まれる。
• 人によって体質や生活習慣が異なるため、遺伝子検査を受けること。「23andMe(Google)」や「Genesis2.0(ジーンライフ)」がお勧め。自宅で安価に受けられる。
• 余裕があれば「酸化ストレス検査」「唾液コルチゾール検査」「オリゴスキャン」「遅延型アレルギー検査」も受けた方がいい。
• 夜寝る前に、電子機器を使わないようにする。とくにスマホやPC。ブルーライトがメラトニン分泌を妨げ睡眠を阻害する。
• 電子機器からの電磁波も危険。糖尿病やがんのリスクを高める可能性がある。
• ヨガをすると脳内の神経伝達物質であるGABAが分泌され、副交感神経が優位になる。コルチゾールというストレスホルモンを抑える効果もある。
• お風呂から出たあとにストレッチをするのも、ヨガと同じような効果がある。
• 体内に溜まった静電気を放電する「アーシング」が良い。やり方は、はだしで大地に立つだけ。

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